Multi-Colored Noise Generator
「Multi-Colored Noise Generator」は、カラーノイズおよびオクターブバンドノイズを生成できるサウンドジェネレータ・アプリです。
サウンドマスキング、耳鳴り緩和や睡眠のための音響効果音、音響機器測定の基準音源、サウンドチューニング、建築物の遮音効果測定など、様々な用途に利用いただけます。
本アプリは、6種類のカラーノイズ(ホワイトノイズ、ピンクノイズに、ブラウンノイズ、ブルーノイズ、パープルノイズ、グレーノイズ)を生成します。
さらに、カラーノイズをソース音源として、さまざまな周波数帯域幅をもつオクターブバンドノイズを生成することができます。
最新バージョンで、アプリ名を変更し、UIデザインの更新と安定性の向上を図りました。
本アプリをApp StoreTMからダウンロードするには、下記リンクをクリックしてください。AppStoreTM内のダウンロードのページを開きます。
本アプリは、つぎのような用途でお使いいただけます。
オーディオ機器測定やサウンドチューニングなどでは、広帯域のカラーノイズ信号を利用すると便利です。一般には、ホワイトノイズ、ピンクノイズが使用されます。
サウンドマスキング、聴感効果音、建築音響測定などでは、ノイズ信号の周波数帯域を制限できるオクターブバンドノイズが使用できます。
例えば、オフィスや在宅ワークでのネットワークミーティングや仕事に集中したい時など、オクターブバンドノイズは気になる環境騒音を緩和するためのサウンドマスキング音源として応用可能です。 ホワイトノイズやピンクノイズをそのまま流した場合、ノイズ信号に含まれる周波数成分が広帯域すぎるためにかえって耳障りに感じられます。 そこで騒音源の周波数成分だけをカバーするようにオクターブバンドノイズの周波数帯域を調整することで、耳障りの少ない騒音緩和効果が得られます。
さらに、オクターブバンドノイズは、その他の用途としてイヤホン、ヘッドホンの聴感上の特性を合わせる用途などにも有効です。ソース信号としてピンクノイズを選択し、1/1オクターブバンド、中心周波数125Hz、1kHz、8kHzのノイズ信号を順次再生することで、聴感上の帯域の強弱を判断することができます。再生機器の周波数帯域特性が判れば、別途イコライザーにてお使いのイヤホンをご自身の好みの音質に調整できるでしょう。
「Octave-band Colored Noise」は、カラーノイズおよびオクターブバンドノイズを生成します。
カラーノイズはホワイトノイズなど 6種類から 1つを選択できます。
オクターブバンドノイズは、カラーノイズをソース音源として、オクターブバンドフィルタを通して周波数帯域を制限したノイズ信号です。
このアプリの基本的な操作手順はつぎのとおりです。
(1) ノイズ信号源の選択 : ノイズ信号ボタンをタップして、ベースとなるノイズ信号を選択します。初期起動時のデフォルトはホワイトノイズです。
(2) バンドパスフィルタの選択 : "Octave"ボタンをタップして、オクターブバンドフィルタを選択します。初期起動時のデフォルトはフィルタなしです。
(3) オクターブバンドの選択 : "Octave"が選択されているとき、周波数帯域ボタンをタップして、出力したい周波数帯域を選択します。
(4) 信号出力の開始/停止 : "Start"ボタンをタップすると、ノイズ信号の出力を開始し、周波数スペクトラムが表示されます。"Stop"ボタンをタップすると停止します。なお、本アプリはバックグランドでも動作します。
オクターブバンドノイズは、カラーノイズをソースとして、オクターブバンドフィルタを通した特定の周波数帯域をもつノイズ信号です。
本アプリのオクターブバンドフィルタは中心周波数 63Hz から 8kHz までの 8分割された 1/1オクターブバンドで構成されます。必要な周波数バンドを選択することでオクターブバンドノイズ信号を簡単に生成することができます。また、複数の周波数バンドを選択して、同時出力が可能です。
ホワイトノイズは、単位周波数帯域(1Hz)に含まれる成分の強さが周波数に無関係に一定の雑音で、白色雑音とも呼ばれます。 一定幅の周波数帯域で音響パワーで見たときには周波数が高くなるにつれて 3dB/oct で高い周波数の方が大きくなります。
パワースペクトル密度は周波数が上がるにつれてオクターヴあたり 3dB 降下するノイズ信号です。1/f ノイズとも呼ばれます。
周波数が高くなるにつれて右下がりの周波数特性になります。一定の周波数帯域ごとのエネルギーが均一になるため、周波数帯域別の音量を評価する目的に適した雑音です。 すなわち、どのオクターブの帯域でみても音の大きさが同じ音であるため、音響調整や測定ではピンクノイズがよく使用されます。
パワースペクトル密度は周波数が上がるにつれてオクターヴあたり 6dB 降下するノイズ信号です。ブラウニアンノイズ、または、ブラウンノイズとも呼ばれます。
ホワイトノイズやピンクノイズと比べて、低い周波数が強調されたような、あるいは、柔らかい音質に聞こえます。 オーディオ用途ではサブウーファー位相チェックや中低域スピーカユニットのエージングにも利用されます。 ヘルスケア用途では、睡眠障害の緩和治療、環境騒音や耳鳴りのサウンドマスキングにも使用されます。
パワースペクトル密度は周波数が上がるにつれてオクターヴあたり 3dB 上昇するノイズ信号です。アジュールノイズとも呼ばれます。
パワースペクトル密度は周波数が上がるにつれてオクターヴあたり 6dB 上昇するノイズ信号です。ホワイトノイズを微分したものと等価です。バイオレットノイズとも呼ばれます。
音響心理学的な等ラウドネス曲線に近いパワースペクトル(A特性の曲線を反転したような形)を示すノイズ信号です。人が聴いたときにどの周波数成分も同じ大きさに聞こえます。
"INFO"ボタンをタップすると、製品情報と操作説明を表示します。"Close"ボタンをタップするとトップビューに戻ります。
* アプリ名称の変更、UIデザインの更新、ノイズ表示名の変更(Brown -> Red)
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